企画展 「昔の小学校」
イベントカテゴリ: 展示会
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旧府中尋常高等小学校校舎
誰しも、小学校ですごした思い出を持っていると思います。しかし、一口に小学校といっても、時代によってその経験はさまざまで、教科書や教材等はもちろん、すごし方も変化を続けています。では府中においてはどうだったのでしょうか? 今回は府中における昔の小学校を、ほんの一部ではありますが復元したいと思います。
「小学校」という名前が全国的につけられたのは明治時代、府中では「府中尋常高等小学校」が最初です。博物館敷地内の復元建物・旧府中尋常高等小学校校舎は、旧校舎が手狭になったため、新しい敷地に昭和10年(1935)完成した2代目の校舎です。戦後は府中第一小学校の校舎として利用されてきましたが、昭和54年(1979)の新校舎建築に伴って取り壊された際に、一部が移築復元されました。
展示では、建築当初から80年以上が経過したこの建物を会場にして、府中市を中心とした教科書や教材、給食等の変遷に関する資料を、府中市内の小学校の歴史とともに紹介します。皆さんの経験と同じなのか? それともまったく違うのか? 思い出と比べていただければ幸いです。
昭和29年(1954)新調のとび箱
昭和初期頃の時間割表
昭和12年(1937)児童が描いた絵
平成5年(1993)小学校1年生の教科書
- 開催期間
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2020年11月14日(土曜日)~2021年3月14日(日曜日)
- 会場
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旧府中尋常高等小学校校舎
- 料金
無料(博物館入場料が別に必要です)