特別展「府中の野鳥図鑑」
イベントカテゴリ: 展示会
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府中の野鳥図鑑
府中には、多摩川や浅間山をはじめとする自然豊かな環境が揃っているね。それぞれが、多様な生きものたちの活動拠点であり、特に野鳥にとっては、エサとなる植物や昆虫に事欠かないため、季節を通じて数多くの種類が集まってくるのだ。時に春~夏の段丘崖を賑わし、時に渡り鳥として秋~冬の浅間山や多摩川を訪れ、そして近年では里山から市街地に移り住む鳥たちも目立っているようだ。
展示では、市内各所に飛来する野鳥を様々な角度から撮影した写真と剥製標本を使って紹介するよ。図鑑のページをめくりながら、登場するひとつひとつの野鳥をじっくりと眺める感覚で見てもらえればと思うのだ。そして府中の豊富な野鳥を通じて、普段はなかなか気に留めることのない足元の自然を感じてほしいね。
登場する主な野鳥
撮影者:影山 昇(府中野鳥クラブ)
ジョウビタキ
冬に浅間山の雑木林などで見られるぞ。オスは腹部の鮮やかなオレンジ色が特徴だが、写真はメスの個体で、腹部の色は淡いね。全体的に地味なイメージなのだ。
メジロ
市街地でも普通に見られるが、本来は山野の鳥なのだ。花の蜜を吸うのが大好きな鳥さ。
オオワシ
多摩川上空を通過したことのある最大の猛禽類だぞ。見つけたら超ラッキーかもな。
カワセミ
水辺の宝石とも呼ばれる鳥さ。多摩川では一時的に姿を消したが、今は復活しているぞ。
オシドリ
冬は西日本で越冬、夏は本州中部より北で繁殖。つまり多摩川では冬鳥というわけだ。
- 開催期間
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2020年7月18日(土曜日)~2020年8月30日(日曜日)
- 会場
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本館1階 特別展示室
- 料金
博物館入場料でご覧になれます。