ミュージアムショップ(オリジナルサブレ)
オリジナル サブレ
府中市郷土の森博物館に移築復元された旧府中尋常高等小学校・旧田中家住宅・旧府中町役場を、府中市美術館長・日本藝術院会員である藪野健氏が描きました。
どの絵も「藪野ブルー」と称される澄み渡った青い空が映えています。学校も大店も役場も、かつてそこに集っていたたくさんの人々の息遣いが聞こえてきそうな、ノスタルジックな気持ちを起こさせます。
〈都市の画家〉としての藪野氏は、「自分にとって2つの都市が存在する。実際の都市と、存在しない回想の都市である。現実の町を歩き描き乍ら絵の中でその2つの都市を行き来しているように思う」と書いています。藪野氏の絵を通じて、郷土の森博物館に移築復元以前の生活の場であった頃の建物にも思いを馳せることができるでしょう。サブレを味わいながら、それぞれの記憶の中にある思い出の場所に出会っていただければと思います。