ページ番号1007035 更新日 2025年4月15日
2025年4月13日で小惑星ムサシフチュウが誕生して8周年になりました。
画像は、ステラナビゲータで出した小惑星ムサシフチュウの2025年4月13日21時の位置です。
小惑星ムサシフチュウは、私たちの住む地球と同じく太陽のまわりを回る、太陽系の天体の一つです。直径約2.7kmの小さな天体で、火星と木星の間にあり、約3年4か月をかけて太陽のまわりを一周しています。日本スペースガード協会が2000(平成12)年8月に「うお座」付近を観測中に発見しました。
小惑星ムサシフチュウを地球から見ると、星占いの星座の間を移動していくように見えます。2025年はかに座からふたご座へ、そして再びかに座、しし座、おとめ座へと、主に春の星座の間を移動していきます。
Uchu(宇宙)にあるFuchu(府中)に思いを馳せて、ぜひ空を見上げてみてください。
府中市郷土の森博物館では、日本スペースガード協会が発見した小惑星41481番の命名を委ねられ、府中市民を対象として、府中にちなんだ名前を公募いたしました。その結果、108人の方々より、127件ご応募がありました。
当博物館では博物館関係者による選定会議において、府中にふさわしい「Musashifuchu(武蔵府中)」を選定し、日本スペースガード協会を通じて国際天文学連合に提出しました。そして2017年4月13日に国際天文学連合において公式決定されました。
五十嵐智子氏
佐伯正治氏
千原佳子氏
服部考治氏
国際天文学連合において公式決定された「ムサシフチュウ」命名の伝達式が、2017年6月11日に行われ、命名伝達書の贈呈を受けました。
小惑星ムサシフチュウが八ヶ岳にある五藤光学研究所の観測所で撮影されました。
日時:2017年8月23日3時 機材:45センチメートル反射望遠鏡 撮影:嶋邦博
当館で、小惑星ムサシフチュウの撮影に成功しました。
日時:2017年11月19日21時11分から27分 機材:35センチメートルシュミットカセグレン望遠鏡
撮影:府中市郷土の森博物館 協力:渡邊将玄・山崎洋史(天文ボランティア)
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