ページ番号1006312 更新日 2024年3月28日
イベントカテゴリ: 展示会
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本企画展は園内で咲く花や風景に魅せられた写真家・田村智久氏の写真展第2章です。
田村氏は2001年に若年性パーキンソン病を患い、商業カメラマンとしての活動を断念しましたが、2009年に治療の一環として再びカメラを手に取り、居住地である府中の風景を撮影し始めます。
そうした活動のさなかに当館へ立ち寄られ、園内に咲く四季折々の花や千変万化する風景に心をつかまれ、園内で咲き誇る花を熱心に撮影しました。雪の降るなかでも、太陽が照りつけるなかでも当館に通い続けます。2018年に当館での第1章にあたる写真展「花の森八景−萌えさかる花たちを謳う」を開催。2022年に同写真展をミッテン府中で再開催します。しかし、その写真展中に帰らぬ人となりました。
田村氏は写真を撮る際は、「光をとらえる」ことが最も大切であると多くの方に話していました。自分が感じた美しい植物の姿をそのまま写真におさめるには、どのような「光」が最もふさわしいかを考えなければならない、と。写真はそうした「光(ルミエール)」をとらえて「永遠(トワ)」に残す芸術である、と考えていました。
田村氏が遺した「光をとらえた」作品を、その活動を支え続けた人たちと協力して展示します。一人の写真家を魅了し続けた当館園内の生命にあふれる園内の花や木々。郷土の森博物館の美しい姿をどうぞ心ゆくまでご鑑賞ください。
[画像]展示作品:ヒガンバナ(28.7KB) [画像]展示写真:旧府中町役場(30.5KB)2023年6月3日(土曜日)〜2023年8月27日(日曜日)
本館2階 企画展示室
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