ページ番号1007384 更新日 2025年4月26日
イベントカテゴリ: 展示会
東京の都市部では、昭和30年代の高度経済成長期から緑地の衰退が始まり、急激な人口増加による都市開発で、周囲の林や畑、湿地が消失しました。これにより、元からこの周辺に生息していた野鳥たちも一時的に後退してしまったのです。
時を経て、コンクリートに覆われた現代の都市・府中に野鳥がふたたび戻って来ました。もちろん、市内には浅間山や多摩川など自然度の高い場所があることも大きな理由でしょう。ところが意外にも、繁華街から住宅街まで、人の生活圏においてもまんべんなく目撃されています。
さらに近年は、山地や海辺を拠点とする野鳥の一部が都市侵攻しています。従来の生息地とは異なる環境下で活動する姿に度々驚かされます。
本展では、そんな現在の「都市・府中」で日常観察できる野鳥を紹介しながら、彼らがわざわざ移転地に都市を選んだ理由を探っていきます。
[画像]展示会キャラクター(20.0KB)誰でも知っているカラスやスズメをはじめ、色々な鳥たちが都市で観察できるよ。本当は別の環境で暮らしていたはずなのに、どうして引っ越してきたのかな?
身近な鳥たちの剥製標本や写真を見ながら、探ってみようと思うんだ。
2025年4月26日(土曜日)〜2025年7月6日(日曜日)
本館2階 企画展示室
博物館入場料でご覧になれます。
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