ページ番号1006128 更新日 2023年3月22日
イベントカテゴリ: 展示会
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府中市の南端を流れる多摩川は、流路延長138キロの一級河川です。流域には様々な生き物が生息しており、独自の生態系を構成しています。また、流域の人々にとって多摩川は、漁業、上水や農業用水としての活用など、生活するために欠かすことのできない存在です。
そんな多摩川に生息する代表的な魚がアユ(鮎)です。江戸時代には、とれたアユが一級品と評価されて市場に流通していました。将軍にも献上されていたことも知られています。さらに、昭和初期までは「見せる漁」として、アユ漁を主軸とした観光産業も盛んでした。
もちろん、アユは多摩川における生態系の一部としても重要な存在です。水質汚染や水量減少などによる環境の変化でその数が減少した時期もありますが、近年では再び増加しており、現在でも多摩川を代表する魚と言ってよいでしょう。
本展示会では、そんな多摩川とアユに視点を定めました。江戸時代以降におけるアユ漁に関連する歴史、アユのために使用した漁具などとともに、生態系や環境の変化も含めて、多摩川とアユのかかわりを多角的に紹介します。
[画像]歌川広重玉川の鮎の画像(54.8KB) [画像]遡上する鮎の写真(34.8KB)2023年2月4日(土曜日)〜2023年3月12日(日曜日)
本館1階 特別展示室
無料(博物館入場料が必要です)
内容 |
2月11日(土曜日・祝日)民俗「多摩川アユ漁の移り変わりと観光」 2月18日(土曜日)歴史「多摩川アユの江戸時代」 2月25日(土曜日)自然「多摩川アユの減少と復活」 |
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講師 | 当館学芸員 NPO法人多摩川センター |
会場 | 博物館本館1階大会議室 |
定員 | 60人 |
参加費 | 事前申し込み 1,000円(3回通し) 当日参加(1回)400円(博物館入場料が別に必要です) |
申込 |
往復はがきに住所、氏名、電話番号、返信用宛名を明記の上、当館まで(当日消印有効)応募者多数の場合は抽せん 当日参加ご希望の方は13:30より会場前で受付開始、先着30人まで |
宛先 | 183-0026 東京都府中市南町6-38 府中市郷土の森博物館「記念講演会」係 |
日時 | 2月11日(土曜日・祝日)、2月18日(土曜日)10時〜12時、13時〜15時 |
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場所 | 本館1階エントランスホール |
実演 | 関田徹也氏(竹細工職人) |
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