ページ番号1004128 更新日 2020年6月20日
イベントカテゴリ: 展示会
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死はいつの世も変わりなく、すべての人に訪れます。古来より人々は身近な人の死を受け入れ、自分の人生の終焉と向き合ってきました。その捉え方は時代によって異なりますが、本展示会では江戸時代の府中に暮らした人々の残した史料から、当時の死生観を探ります。
医療や福祉の発展により平均寿命が延びた現在、「人生100年時代」などと謳われ始めました。その一方、この半世紀における家族形態の変化は、日々の生活や死後の埋葬に対する考え方にも影響を与えています。このような状況は、如何に生きるかということに加え、どのように死を迎えるかということを、私たちに問いかけているのかもしれません。
多くの人が自宅で生涯を終えた江戸時代、死は日常の中にありました。突然の病気により命を落とすことこ、少なくなかったのです。このような時代に生きた人々の「死」や「あの世」をどう捉えていたのか、彼らの意識を通して今日の「生」を考えてみたい思います。
2020年1月25日(土曜日)〜2020年3月8日(日曜日)
本館1階 特別展示室
博物館入場料でご覧になれます。
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