ページ番号1003715 更新日 2019年6月17日
イベントカテゴリ: 展示会
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オレ様は、里山を下りて、ここ府中の多摩川で見られる生きもの連中をマネージメントしている者だ。今回は本流、及び左岸エリアで活動する水族や昆虫・野鳥から選抜した代表的な種類を紹介するぞ。
基本は昆虫標本や野鳥剥製、もしくは写真パネルでの公開となるが、展示の目玉は何と言っても、本流に泳ぐ魚や水生生物が水槽内で見られる点にある。そうだ、まさに多摩川水族館だ。どんな連中がすんでいるのか気になるところだろう?
さあ、オレ様自慢のオールスターズを楽しんでくれ。そして普段は見過ごしがちの身近な自然に気付いてもらおうじゃないか。
[画像]クマのイラスト(81.1KB)府中市の南縁を流れる多摩川は、都市の緑を支える重要な環境です。138kmに及ぶ本流に沿って、府中は中流域の左岸側に位置します。中流域の多摩川は、緩やかな流れとともに川幅も広がり、所々に中洲やワンドを有します。さらに水際から広大な河原、堤防と言った多様な環境に囲まれ、生物にとっては絶好の生息場所となっています。加えて市街地には、多摩川が現在の流路に至るまでの過程で大地を削って造った段丘崖が東西を横切ります。この斜面に残る林にも多種な生物が集まるのです。まさに府中市における多摩川左岸には、生物の活動舞台が豊富に用意されていることになります。
本展では、多摩川本流に生きる魚類をはじめとする水生生物、河原に散らばる昆虫や飛来する野鳥、さらには多摩川起因の段丘崖に見られる生きものも加えて、夏の代表的生物を紹介します。豊富な環境を利用して息づく様々な顔ぶれを楽しんでもらえる機会になればと思います。
2019年7月20日(土曜日)〜2019年9月1日(日曜日)
本館1階 特別展示室
博物館入場料でご覧になれます。
8月4日(日曜日)・25日(日曜日)の13時30分と15時
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