ページ番号1001630 更新日 2017年6月15日
イベントカテゴリ: 展示会
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ゴキブリ・ネズミ・カラス・・・・毎度、世間をさわがす都会のキラわれ者たちです。どんなところに原因があるのでしょう? それは、闇にうごめく、菌を運んでくる、手当たりしだい何でも食い荒らす等々、ヒトにとっては迷惑千万な行動を取るからです。
でも、良く考えてみてください。都会をねじろにしている動物たちは、もともと森や林に住んでいました。都市化が進んで、故郷を追われた者たちが、住み家やエサを求めて移動してきた結果、ヒトの社会に同居することになったのです。
近年、自然地の浸食は後を絶たず、続々と生きものが本来の住み家からはみ出して都会に進出しています。ゴキブリやネズミのように、かなり昔から都会の顔になっている種類に加え、過去には予想もしなかった者が出現し、ヒトを驚かせたり、時には抗争を繰り広げます。
展示会では、都会に生息し、厄介者のレッテルを貼られてしまった昆虫や動物にスポットを当てて紹介します。やみくもに彼らを全否定することなく、文明社会のあおりを食った者として、少し暖かい目で理解してみようと思います。
[画像]ゴキブリのシルエット(597B) [画像]ネズミのシルエット(497B) [画像]カラスのシルエット(462B)オレたちは都会の3悪衆。いくらヒトにキラわれようと、一生懸命生きているのさ。ふつうに暮らし、当たり前に食事をするだけなのに、オマエたちはオレたちを目のかたきにする。オレたちの縄張りを勝手に潰したのは、むしろソチラの方ではないのか! 展示を通して、少しはオレたちの言い分も聞いてもらおう。
2017年7月22日(土曜日)〜2017年9月3日(日曜日)
本館1階 特別展示室
博物館入場料でご覧になれます。
8月27日(日曜日)・9月3日(日曜日)の13時30分と15時
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