ページ番号1001621 更新日 2018年1月11日
イベントカテゴリ: 展示会
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府中市の中心部に「御殿地」と呼ばれる一角があります。徳川家康が鷹狩の際に休憩・宿泊した〈御殿〉の跡地と伝承されてきたところです。そこで発掘調査が行われたのは2008〜11年のことです。戦国時代末期から江戸時代初頭の遺構と遺物が発見され、御殿に関わるものとして注目されました。なかでも三葉葵紋の鬼瓦の出土は、そこが伝承通り徳川将軍家の御殿であったことを証明してくれました。
徳川将軍家は江戸を中心に各地に御殿を造営しましたが、そのなかで府中御殿は戦国から豊臣そして徳川の世へと移り変わる時期に建造された最初期の御殿でした。まさに激動の時代に生まれたのが府中御殿なのです。
このような特色ある御殿を、本展では多角的に検証し、紹介します。府中御殿の建造を激動の時代になかに、そして多摩という地域の中に位置づけることはもちろんのこと、どのように利用され、姿を消したのか、さらには廃絶後の跡地がどのように扱われてきたのか。
まぼろしの御殿の歴史の扉を開きます。
[画像]鷹狩予定の写真(161.4KB)2018年1月27日(土曜日)〜2018年3月11日(日曜日)
本館1階 特別展示室
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