くらやみ祭
府中市の中心部にある大國魂神社は、武蔵国の主要な神々をあわせ祀った武蔵国の総社で、かつて六所宮と呼ばれていました。その例大祭がくらやみ祭です。国府の祭に起源をもち、府中の歴史と文化の形成に深く関わってきた祭です。
毎年4月30日から5月6日まで、数々の古式の神事が行われるとともに、大太鼓・山車(だし)・万灯(まんどう)・子供神輿も登場します。クライマックスは5日の夜。6張の大太鼓に導かれた8基の神輿が神社からくり出します。
展示では、こうした祭の次第と歴史、そして祭を支える人々にスポットをあてるとともに、祭の臨場感を大型マルチビジョンで紹介しています。