ページ番号1000187 更新日 2023年6月2日
ウィーンホールは、音響性能を最重要視したシューボックススタイルのホールです。
残響時間を、空席時には2.16〜2.67秒、満席時には1.8秒〜2.2秒まで変化させることが可能です。
ゆるやかな勾配を持つ客席で、定員522名、室内楽などの演奏に最も適しています。ヴァイオリンの微妙な音色が客席空間を満たし、パイプオルガンの荘厳な響きは全身の感覚を魅了します。木質系の素材で統一された室内は暖かみがあり、それでいて確かな音を作り出す魅惑の空間です。
一般席
8列1〜6番及び19番〜24番は可動席
ウィーンホールに付属しており、音合わせなど開演前の入念なリハーサルにご利用いただけます。
ホールの使用が無い場合は、リハーサル室単独でのお貸し出しもしていますので、室内楽やコーラスのレッスンにも最適です。
リハーサル室:64平方メートル
北ドイツのヒンリッヒ・オットー・パーシェンオルガン製作所製。
パイプ数3,636本、ストップ数46。
あらゆる時代のオルガン作品への対応が可能で、ドイツ・バロック音楽はもちろん、フランス的な音色ももち、またロマン派の作品の演奏にも相応しい響きを奏でます。そして、この音色は、ウィーンホールの豊かな残響で、教会風の荘厳な響きも、フランス的な明るく軽快な響きも余すところなく表現し、すべての聴き手を存分に魅了します。2010年の改修工事にて、オーバーホールを実施しました。
スタインウェイ(ドイツ・ハンブルグ製)
フルコンサートD-274型1台
ベーゼンドルファー(オーストリア・ウィーン製)
フルコンサート275型
アトリエ・フォン・ナーゲル製
フレンチダブルマニュアル型
機構としては、計432本の吸音体を15ブロックに分けて天井に設置し、2メートル昇降させる方式。
吸音体はグラスウールのパイプ(120φ×2210、肉厚30ミリメートル、密度1立方メートルあたり48キログラム)に高音域の吸音調整兼表面保護用として織目の違う2種類のガラスクロスを混合したクロスをまいたもの。
制作
ヒンリッヒ・オットー・パーシェン オルガン製作所(ドイツ)
HINRICH OTTO PASCHEN ORGELBAU KIEL, GERMANY
総数54個
実働ストラップ46個
(注)椅子、机、譜面台については、この数量で不足する場合はご相談ください。
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