都市と緑と


ページ番号1000115  更新日 2016年3月31日


[画像]写真:府中市郷土の森博物館(37.9KB)

府中の特徴的環境である、崖線(ハケ)・浅間山・多摩川には、豊富な動植物が生息しています。
この自然環境をジオラマで再現しました。ジオラマは、秋から冬にかけての府中崖線に始まり、冬の多摩川、春から夏にかけての浅間山へと繋がります。季節毎の植物はもちろん、各々で活動する野鳥が随所に配置してあり、府中に生息する豊富な種類を疑似的にウォッチングできる形になっています。
崖線では、斜面に伸びる越冬準備の樹木と、崖下の湧水をメインに表現、多摩川では水面に遊ぶ冬鳥代表のカモ類を中心に構成しています。春から夏の浅間山では、府中特有の植物・ムサシノキスゲ(レプリカ)と、夏鳥を交えた雑木林の空間を演出しています。都市化が進んでも、府中には特化した自然が緑の後退を踏み止めていることを、見たまま感じ取れるはずです。ジオラマの最後には、市街地に溶け込む樹木や野鳥の様子を表しつつ、都市型生態系という新たな自然の在り方も提示しています。
さらに中央には、映像にタッチして楽しみながら、市街地に点在する緑地と、春から秋にかけて多摩川の水際で見られる生きものたちの移り変わりが学べるテーブルを置いています。


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