変わりゆく府中


ページ番号1000114  更新日 2016年3月31日


[画像]写真:サイノカミの復元模型(46.2KB)

1858年、開国した日本は近代化の道を歩み始めます。宿駅制廃止により、府中は宿場町としての役割を終えましたが、宿場の役割であった逓信が郵便制度にかわると郵便取扱所がおかれ、北多摩郡役所ができるなど、地域の中心であることに変わりはありませんでした。その後、鉄道網の整備に伴い府中は東京の郊外として発展し、大規模施設や企業の工場が造られました。そして、1954年には府中市が誕生しました。こうした都市化により、人びとの暮らしは便利になり、信仰や祭にかかわる慣習も変化していきました。
このコーナーでは、開国とともにもたらされた府中宿跡出土のヨーローッパ製磁器、新しい技術の導入を象徴するアルビオン式の印刷機、戦争に関わる記念盃、生活の移り変わりを示す昔の道具などを通して、150年の府中の歩みを紹介。床面に貼り込んだ市域の航空写真(縮尺1,000の1)からは、現在の府中の姿を知ることもできます。そしてなんといっても目を引くのは、展示室にそびえるサイノカミ。時代を超えて受け継がれている小正月の行事で、車返青年団を中心とした方々の協力で復元されたものです。


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