民俗


ページ番号1000058  更新日 2016年3月31日


民俗

唐箕(とうみ)

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風力を利用して稲の籾や、豆のからをとばし、分別するための道具です。ハンドルを回すと風がおこり、上から稲やからつきの豆を入れると、軽いワラくずや豆がらは吹き飛び、重さのある籾や豆だけが下に落ちる仕組みになっています。

背負いカゴ

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農家では、近隣の雑木林から枯葉(落ち葉)を持ち帰り、堆肥として利用しています。背負いカゴは、その枯葉を運搬するために主に使用されました。たくさんの枯葉を一度に運べるように、直径1メートル近い大きなものもあります。

お櫃入れ

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電気炊飯器が一般的でなかったころ、ご飯は、木製のお櫃に入れておきました。お櫃入れは、お櫃に入れたご飯がさめないように、お櫃自体を入れておくワラでつくった容器です。

炭火アイロン、火のし、コテ、電気アイロン(左奥から)

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衣服のしわをのばすために、むかしは熱した炭を使用しました。火のしは中に炭を入れて、コテは炭火の中に入れて熱してから、衣類をのばします。炭火アイロンは、これらを改良した道具で、中に炭火を入れて使います。明治頃に一般的になっていきました。電気アイロンは、炭火を使わず安全に衣類のしわをのばせる道具として、昭和20年代後半頃から普及しました。

御本社御輿

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くらやみ祭で勇壮に担がれていた先代の御本社御輿です。くらやみ祭で担がれる御輿は8基あり、御本社御輿は7番目に渡御します。

念仏講の道具

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かつては隣近所十数軒で集まる「念仏講」という行事がありました。お葬式、法事などのほか、地区によっては定期的な日取りを決め、女性を中心としたメンバーが集まって行われていました。写真にあるような仏様(十三仏)の掛け軸を掲げ、鉦をたたき、大きな数珠をメンバーで回しながら念仏を唱えました。現在では、家でお葬式や法事を行うことが少なくなり、念仏講も姿を消しつつあります。


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